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【EVOCX CUP】COTV「リアル・マネー・トレード」

投資のワンポイント

【白金】投資のワンポイント

 

 世界のプラチナ需給の統計をまとめているジョンソン・マッセイによると、2012年に続き13年も供給不足になるとしています。12年は10.6トン、13年は18.8トンの供給不足になるとします。プラチナの総需給規模は年間およそ200トンに過ぎないわけですから、20トン近い供給不足ということは1割近い大幅な不足量になるわけです。参考までに、11月12日に発表された「Platinum 2013 Interim Review」では、プラチナ需給は13年に続き14年も供給不足状態が続くとの見方が示されています。

 

 

 

 

 プラチナの世界最大の生産国は南ア(南アフリカ)ですが、その南アで、昨年12月に賃上げ交渉がもつれたことで、ノーザン・プラチナがスト入り。更に南アでは、AMCU(鉱山・建設労働組合連合)という大きな鉱山組合が1月23日からのストを決定しました。この時点で、多くの鉱山がスト入りする公算が強くなっていることが足元のプラチナ市場に先高感を誘っています。

 

 参考までに、世界第2位のインパラ・プラチナムでは安全確保で22日の夜間のシフトから全鉱山と精錬所の閉鎖を発表。また世界第1位のアングロ・アメリカ・プラチナと第3位のロンミン社は23日からインパラ同様に全鉱山と精錬所で安全確保から閉鎖する姿勢です。同時進行している3社合同の代表とAMCUのストライキ回避に向けた協議が行われ、AMCUも鉱山会社が交渉の用意がある事を示していると述べるなど協議の行方に注目が集まっています。

 

 このような需給の状況の中で、今後のプラチナ情勢を見極める重要な要素は自動車産業の動向にあるといえます。中国や米国の状況は上向いていますが、触媒需要の多い欧州の自動車産業がどうなるのかが一つの鍵を握っているといえます。

 

 

 14年1月27日放送のリアルマネートレードの後半にて解説しています。

 動画はこちらから。

 

 

 

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